ゲスト 片山 海斗
ナビゲーター まるこさん
Contents
片山海斗さんのイメージ
「クール・隙が無い・冷静沈着」などスタイリッシュなイメージが多いのです。話していても先々のことを考えていて、ものすごく先見の明を持っている感じ。このようなイメージの裏側には、色々な出来事が・・・
合同会社 NARBRE
片山海斗さんとはこんなことをしてる人
奈良県で訪問介護事業所・居宅介護支援事業所を運営しながら、現場が好きで現場にも行く。そして、介護事業所のコンサルタント、ほかの6社の取締役をしている!!??
カタカナが出てきた・・・そして、何足の草鞋??
コンサルタントってなに??
会社の問題点を解決する役割です。その問題点とは??
17:00あたりから
片山海斗さんはなぜ介護の世界に?
中学を中退して、何もすることすることがなくて、できる仕事がないな・・・あるとしても工場や現場仕事。何となく福祉かな・・・と思っている時に、隣に住んでいる人が、介護の仕事をしていたので紹介してもらった感じです。特に年寄りが好きでやったとかではない。
まさか・・・こんなに介護のことで熱いのに!!きっかけは案外普通。。。人ってどうなるのか分からないですね。
初めて介護現場に入ったときのできごと
従来型の特養に入職したんですが、初めて認知症を患っている高齢者と出会い衝撃を受けました。もともと、おじいちゃんおばあちゃんとあまり接する機会がなかったので、、、
そこで2年弱働いていた。その中で「高齢者虐待」を目の当たりにしました。
片山海斗さんが起業することに繋がる
その虐待とは?
90代女性の担当になり、その担当のかたが、先輩が蹴る殴るのなどの虐待を受けていた。その翌日にその女性は亡くなった。
こういうことはやはり人としてやってはいけないことだと思う。当時なんとも言い表すことができない感情になった。その方の葬儀に参列し、棺桶の前で「俺は介護業界から虐待をなくす」と誓ってから、色々情報や人脈つくりをしていきく。17歳で個人事業主として、「施設入所者の思いで作りをしたい」と思い保険外サービスを開始し、旅行の付き添いなどを開始。
本格的に虐待を無くすために動き出す
保険外サービスをする傍ら、パートも行いながら2.3年の間にこんなことをしていた。
①今の介護の現状を知ろう!
なんとも言い表すことができない雰囲気がある
②いろんな人に会う。
ここであらゆる人脈が出来上がる
③実績がないと説得力が無い
実際に片山さん自身が「これが原因では?こうしたらよくなるのでは?」と考えていることがある。それが本当に合っているのか確かめないといけない。
訪問介護を立ち上げる
立ち上げることはできたが、現在3年たつがその期間、沢山の試行錯誤をしてきた。その中で気を付けてきたこととは??
従業員をいかに・・・させるか
従業員にどのように働いてもうのか?既存の事業所ではほとんど無い。と言ってもいいような運営をしています。
・・・なサービスを提供するか
そもそも私たちはサービス業です。どんなサービスを提供するか??
虐待って無くなるのか??
結論!!「虐待を無くすことは無理!!」
無理だから動かない理由にならない。
21:00から
生物学的な視点
ルール化をすることで一定数防ぐことはできる。いじめと似たようなことが言える。
一定数の○○な人がいる
この人を見抜くのはとても難しい。分かった時点で移動するなどして適材適所に振り分ける必要がある。
虐待で防げる・減らせる大前提とは?
22:25から
職員が○○な状態にする。
現場で働く介護職員の○○を無くして、少しでも余裕を作る。
採用時に○○に注意する。
適当に採用をすると虐待に繋がる。
では本題である働き方改革としてやっていること
ヘーパーレス化とは?
25:40から。書類がものすごく多い。まずは、「現場職員が書くことを無くす。」
下記の書類の一部を除きペーパーレス化している。
書類は3種類に分けられる
①実地指導で必要な書類
行政が来た時に法人としておいておく必要がある書類
②週間管理処理
スケジュール・シフト表・経費の書類(売上が一発で分かるなど)
③現場で作られる書類
訪問時に記載している記録簿など。
年配の方とかが混乱しそう
27:20から
マニュアル化
動画・説明書などを使用して分かりすく説明をしていきます。しかし、利用者や家族が紙で記録を置いててほしい。と言われるときはおいていくようにしています。
実は片山さんが利用している介護ソフトを利用している所は沢山あるようですが・・・実際使いこなせているでしょうか?
ペーパーレスのメリット・デメリット
30:08より
メリット
社員のスマホで確認することができる。パソコンでも携帯でも見れるようにしています。基本的にGoogleで管理をするようにしています。逆にGoogleを使いこなせたら便利になります。
現場の記録はペーパーだと、5分が・・・となる。
施設なら、本来やるべき利用者に接する時間が増やすことができる。
デイなら管理者の時間がどんどん空いて、職員のマネジメントに時間を割くことができるようになる。
デメリット
スマホを持っていない人がいたり、不慣れな職員からの拒否反応
ペーパーの良さ
目標・今集中しておく業務・本日の予定などを書いておく方がいい。
結局
ペーパーレスにもデメリットとして対応できない職員もいます。そしてペーパーの良いところもあるので、療法の良い所取りをしましょう!!
監査・実地指導でつつかれない?
法改正
2021年2月の法改正で市町村にペーパーレスの対策してね。と通知が出ている。
ようやく国がペーパーレスを認め始めた。
ペーパーレスは何のためにする?
36:39から
ペーパーレスした先に何があるのかを計画にしないといけない。
残業が無くなる。早く帰宅できる。
ペーパーレスを進めるには
37:04から
最初にすること
全ての業務をみえるか(業務のフローチャート)をする必要がある。
そうすることで、○○な業務が無いかを知っていく。
多い無駄な業務
一番多いのは・・・○○。意味の無い○○。
でもこれは内部の人からは言えないことが多い、そんなときに「片山さん」
片山海斗さんの事業所はこんな感じ
38:34から 47:55
浮いた時間をなんなことやこんなことに使います。こんな考え方の経営者いたらいいな・・・でも職員の自立心が高くないと実現しないかも?
無駄な人件費も削ることができちゃう!!
3年間人が辞めていない。
ペーパーレスに取り組まないと、今後の介護事業所は生き残れない。
ペーパーレスをしていかないということは・・・
44:53から
シンプルに潰れます!!現在厚労省がLIFEってデーターベースを作りました。今後ここに事業所の情報を登録していくことになるのではないか?と考えています。
今後ペーパーレスをしないということは、情報なしで経営していくことになる。そして、LIFEに登録していること前提の加算も出てくると思います。
今後の働き方に合わないので、若い世代を雇用できない状態になる。
片山海斗さんの現在の介護感
52:13から
現場目線の介護感
・どれだけ○○の立場に立ってケアできるか。
・○○をもってケアできること。
・利用者さんに○○を払うこと。
経営者目線の介護感
・従業員の満足度をどのように上げるか。働いてて疲れてる人に介護されるのいやでしょ?
・仕組みを徹底する。無駄な業務を無くす。
明日からできる取り組み(まとめ)
57:05
・○○な業務を見直すために、まずは今の業務を見える化!!
・人に沢山聞こう。
・なんの為の業務なのかを知る。
当たり前にしていることを、何のためにするのか?本当に必要なのか?ってのを見ていく必要がありそうですね。
経営者では、余計なコストの削減・風通しが悪くなるなどの悪循環がある。
現場目線では、自分んに合った形態で働かないと辛い。そういうのは速く辞めよう。