介護業界に限らず、世の中には沢山の資格が存在します。スキルアップ・キャリアアップなどの目的は様々かと思います。そんな中で共通の「資格手当」はあるのか?本当に「意味のある資格」なんだろうか?という疑問について、まずは「資格手当」についてみてきましょう。
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資格手当は基本的ない
上記画像をご覧ください。右が求人を見ていったときに資格手当として記載されていることが多くある資格になります。
左が資格手当がついていることが多くあるもので、右が資格手当がつくことがほとんど無いものになります。
①「国家資格」に基本的に資格手当があり。「任用資格(民間資格)」には資格手当が無いことが多い。
②この資格保有者がいないと運営ができない資格。には資格手当がついています。(介護保険の運営基準に乗っている資格)
どの程度の資格手当がもらえる?
介護福祉士
国家資格を持っていない方で、介護職員をしている人だと一番近い資格と言えます。もし受ける予定の方がいましたら、「一発で受かる勉強法」も記事にしていますので是非ご覧ください。
資格手当:5千円~4万円
*ここで注意しなければならいのは、資格手当が高いと言って飛びついてはいけません。基本給が安くて資格手当が高い場合もあります。
社会福祉士
介護の現場で活躍するわけではないが、福祉の総合的相談窓口として活躍できる資格です。現場で活躍しないので少し安めです。大学や専門学校に行き取得することができます。デイサービスの相談員をしているなど相談業務をしている人は実習免除の場合があるので、介護福祉士の次に取りやすい国家資格でしょう。
資格手当:0~15.000円
*働く場所が地域包括支援センターなどの配置義務になっている所では少し高いです。
ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護福祉士取得後5年で受験資格が与えられるため、次のステップとして多くの方が受験することが多い資格です。国家資格ではなく都道府県知事による「任用資格」です。しかし、ケアマネジャーは配置義務になっている事業所がありますので、資格手当が出ることが多いです。
資格手当:0~2万
看護師
介護職員と働きもっと医療的なところも支援したい。医療に特化したい。中には給料が良くなるので・・・様々な理由で介護職員から取得を選ぶことが多い資格です。業務独占の国家資格ですね。
資格手当:0
資格手当は基本ないことが多いようです。しかし、基本給が高く筆者の周りの看護師は年収600万とか・・・
国家資格とは
国家資格とは、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格。法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼性は高い。(文科省より)そして国家資格には、「業務独占」と「名称独占」があります。
名称独占
医師・看護師・薬剤師・保健師など、その国家資格を取得していないと業務を行うことができない資格が業務独占資格です。これを持っていないのにその業(仕事)をすると法律違反になります。
業務独占
介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・保育士などがそれにあたります。業務そのものは資格がなくても行うことができるが、資格取得者以外の者にその資格の呼称の利用が法令で禁止されている資格のことです。
任用資格(民間資格)とは
民間という言葉から分かるように、団体や企業が試験を行って認定する資格のことをさしています。認知症ケア専門士なども、資格の発行元をたどると、「一般社団法人○○」「NPO法人○○」だったりします。要は発行元が国ではないということです。介護福祉士や社会福祉士の登録証には厚生労働大臣の名前が書いています。
取得だけでは終わらないことも
代表的な資格を出すと、「ケアマネジャー(介護支援専門員)」は都道府県知事により発行される任用資格です。取得にも数万円かかり、5年ごとに更新が必要で、更新するには研修を受ける必要があります。その研修の費用も3~5万円かかります。
「認知症ケア専門士」に関しても同じくで、5年更新で更新するためには、認知症ケア学会主催の研修にお金を払って単位数を取得しなければなりません。
このように、任用資格に関しては「更新」が必要になるものがあるため、取得後に継続してお金が必要になるケースがあるので、注意が必要になります。そして、資格手当が無いにも関わらず更新のお金を出すとなると家計を圧迫します。
本当に必要か?
ここまで資格のことを紹介してきましたが、「資格手当」や「信用」の面で考えると資格は必要と考えます。しかし、現在は情報社会です。気になることがあれば調べる・研修に行く・SNSで繋がり聞くなど方法が沢山あります。
まとめ
今回は介護職員から「資格手当」の視点で解説をしてきました。「資格手当」は基本的には国家資格には付くことが多いようです。任用資格に関しては、基本的には付いていないことが多いとわかります。そして、業務独占なのか名称独占なのかで給料も変わります。任用資格にスキルアップのために取るのであれば、その受験費用を身に付く研修や講習会に参加するためにお金を使用する方が今後に役立つと思います。そんな知識・技術・視点をここでは記事やイベントをしていますので、是非一緒に学んでいきましょう。