ケアピストカレッジ学則

監修者

一般社団法人Create Your Life・CAREPIST COLLEGE 事務局。 当法人・移動介護学校についての受付窓口&CAREPIST LAB.ライター。

ケアピストカレッジ学則

(設置目的)

第1条 本研修は、介護サービスに従事している者またはしようとする者を対象とし、『老いを楽しむ世の中を創造する』ため、自立したプロの介護士の育成を目的とする。また、介護業界において人の立場に立つことができる暮らしのプロとして自信をもってリーダーシップを発揮できる人財を養成するものとして行う。

(名称)

第2条 本校は、ケアピストカレッジ 介護福祉士実務者研修課程と称する。

(位置)

第3条 本校の所在地は、京都府京丹後市網野町網野2574-3とする。

前条の研修を行うために使用するスクーリング会場は次の通りとする。

京丹後大宮教室 京都府京丹後市大宮町口大野228番地の1 アグリセンター大宮

大阪池田教室  大阪府池田市井口堂3丁目10-7 デイサービス季節めぐり

京都舞鶴教室  京都府舞鶴市字布敷小字中島52番地の1 特別養護老人ホームグレイスヴィルまいづる

兵庫豊岡教室  兵庫県豊岡市大磯町1番79号 但馬地域地場産業振興センター

滋賀東近江教室 滋賀県東近江市建部日吉町312 デイサービスセンターてんまや

(課程、修業年限、学級数及び定員)

第4条 課程、修業年限、学級数及び定員は以下のとおりとする。

課程 修業年限 学級数 定員 種類
実務者研修課程 6か月 16 10名 通信

(但し、有資格者についての受講期間短縮適用については下記受講期間を目安とする。)

介護職員初任者研修修了者 約4ヶ月

訪問介護員養成研修2級修了者 約4ヶ月

訪問介護員養成研修1級修了者 約3ヶ月

介護職員基礎研修修了者 約2ヶ月

(履修方法)

第5条 本校が定める別表1に沿った内容、時間で履修することとする。

(学年、学期)

第6条 学年は定めておらず、開講から6カ月間を学期とする。

(休業日)

第7条 原則、休業日は次の通りとする。但し、養成施設長が認める場合には休業日を変更することがある。

年末年始 12月29日~01月03日

夏季休業 08月12日~08月15日とする。

(入学時期)

第8条 本校の課程が開始する時期とし、学級の開講日とする。(別紙開講日一覧)

(入学資格)

第9条 介護サービスに従事している者またはしようとする者。

(入学者の選考)

第10条 入学志願者の選考は原則として行わず、先着者から順に受付し定員になり次第締め切りとする。

(入学手続)

第11条 入学を認められた者には、本校より受講決定通知書を交付する。受講決定通知書に記載されている期日までに本校指定の受講申込書の提出と受講料の納入をしなければならない。

(通信養成を行う地域)

第12条 日本全国(但し、面接授業のスクーリング会場まで通学可能な範囲内)

(退学)

第13条 受講生は病気その他のやむを得ない事由により、退学しようとするときは、その理由を明記した書類に署名の上、退学を願い出て養成施設長の許可を受けなければならない。

(休学)

第14条 受講生が病気その他やむを得ない事由で1ヶ月以上出席することができない場合は休学願を提出し、養成施設長の許可を得なければならない。この場合において、疾病によるときは、医師の診断書を添付しなければならない。

2 休学期間は以下のとおり定める。

・休学期間は、引き続き6ヶ月を超えることができない。超えた場合は、退学しなければならない。

・休学期間は、通算して1年を超えることができない。超えた場合は、退学しなければならない。

・休学期間は、在学期間に算入しない。

(復学)

第15条 前条の規定により休学中の受講生が復学しようとするときは、復学願を提出し、養成施設長の許可を得なければならない。

2 休学期間内の受講できなかった授業は、在籍期間中に本校が開講している学期にて補講を受けることによって、当該科目に出席したものとみなす。

この場合、補講にかかる受講料は徴取する(第19条)。

3 在籍期間内に定められた授業数を受けることができなかった場合は、退学しなければならない。

(在籍期限)

第16条 在籍期限は1年を超えることはできない。

(使用教材)

第 17 条 使用する教材は下記のとおりとする。

「介護福祉士実務者研修テキスト」(中央法規出版株式会社)

第1巻 人間と社会(第3版)

第2巻 介護Ⅰ介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術(第2版)

第3巻 介護Ⅱ介護過程(第2版)

第4巻 こころとからだのしくみ(第2版)

第5巻 医療的ケア(第2版)

(学習の評価)

第18条 学習の評価は以下のとおりとする。

・各科目の到達目標に従い、内容の理解度を確認する。

・受講生自身が問題点を整理できるように評価、又は今後の学習に対する指導を記載する。

・添削問題は、テキストを参考にして自宅学習し、提出日までに提出する。

(科目修了の認定方法)

第19条 通信学習の実地方法は以下のとおりとする。

学習方法:受講生は各科目ごとに決められた時間数の自宅学習を行い、本校で提供される添削問題をテキストに沿って自己学習し、本校が定める期日までに答案を郵送・もしくはオンラインにて提出しなければならない。

評価方法:添削問題の評価は、100点中70点以上(医療的ケアは80点以上)を合格とする。添削問題が100点中70点未満(医療的ケアは80点未満)の場合は添削コメントを参考に、定められた期間までに再提出する。合格点に満たない場合は合格点に達するまで提出する。

個別対応:質問がある場合は質問シートに記入もしくはメール作成し、教職員が確認後、書面またはメールにて質問に答える。不足の場合は電話対応とする。

 

介護過程Ⅲにおける面接授業の実施方法・評価方法は以下のとおりとする。

実施方法:面接授業は指定された日にスクーリング会場にて行い、本校の教職員によって出席を確認する。面接授業に出席する為には、本校の定める期日までに通信学習を進度計画どおり修了していることが条件である。

評価方法:面接授業の評価は、全日程に出席した受講生に対し、総合評価が70点以上を合格とする。面接授業の評価の結果、これに合格した者は医療的ケアに進むことができる。

 

医療的ケアの実施方法・評価方法は以下のとおりとする。

実施方法:医療的ケアの添削課題が修了した受講生に対し、筆記試験を行う。筆記試験は指定された日までに自宅にておこなう。解答を本校に郵送またはメール送信し、本校教職員が評価を行う。本校の定める期日までに通信学習を修了している受講生に筆記試験受験資格が与えられる。

評価方法:筆記試験は80点以上を合格とし、合格するまで再試験を実施する。筆記試験に合格した受講生は、医療的ケア(演習)に進むことができる。

(演習)

実施方法:演習に参加する為には、筆記試験に合格していることを条件とする。演習は、指定された日にスクーリング会場にて行う。本校の教職員によって出席を確認する。下表に定める項目、回数、到達目標をもって実施する。

実施項目 実施回数 到達目標
喀痰吸引 ①口腔内 各5回以上 たん吸引をシミュレーターを用いて効果的に演習でき一人で実施できる
②鼻腔内
③気管カニューレ内部
経管栄養 ④胃ろうまたは腸ろう 経管栄養をシミュレーターを用いて効果的に演習でき一人で実施できる
⑤経鼻経管
救急蘇生法 ⑥救急蘇生法 1回以上 救急蘇生法をシミュレーターを用いて効果的に演習でき一人で実施できる。

評価方法:全ての項目において実施回数以上の演習を実施した上で、「基本研修(演習)評価票」の全ての項目についての指導講師の評価結果が「基本研修(演習)評価基準」で示す手順どおりに実施できているとなった場合に、演習の修了を認める。演習の修了が認められなかった受講生については、合格するまで演習を受講する。

・介護過程Ⅲと医療的ケア演習の科目については、別表1に定められた時間数を受講すること。

・遅刻早退欠席は各科目1/3以上は認めない。万が一遅刻早退欠席した場合は、下記の取扱いとする。

遅刻 事故等により公共交通機関が遮断された場合や、就業状況の影響等の理由で遅刻した場合

・始業時刻より15分以内→受講可能、証明書等の提出が必要

・始業時刻より30分以内→受講可能、証明書等の提出、レポート提出が必要

上記以外の場合は、補講を受講する。

早退 不慮の事故や天災地変の場合以外は原則欠席扱いとする
欠席 補講を受講する
補講 カリキュラムの空き時間等に臨時的に開催する。日程が決まり次第、受講生に連絡する。補講料について、1時間(講義、レポート採点全て含む)につき、5,500円とし、補講開始前に現金にて支払うこととする。

(修了認定の方法)

第20条 期間内に在籍し、全て所定の課程を修了した者には、修了証明書を授与する。修了証明書については別紙1のとおりとする。

(免除科目)

第21条 下記の保有資格者は、別表1に定める科目を免除する。

無資格者 免除なし
訪問介護員3級資格 免除30時間
訪問介護員2級資格 免除130時間
訪問介護員1級資格 免除355時間
介護職員初任者研修 免除130時間
介護職員基礎研修 免除400時間
認知症実践者研修 免除30時間
喀痰吸引等研修(1号・2号) 免除60時間

2 免除を受ける受講生は、申込み時に必ず資格証を本校に提出し、本校で保有資格の確認ができた

ものが免除可能となる

(受講料)

第22条 受講料(テキスト代別途)は以下の通りとする。

保有資格 受講料(税込)全日コース 受講料(税込)夜間コース テキスト代(税込)
無資格者 110,000円 132,000円 14,080円
訪問介護員3級資格 107,800円 129,800円 14,080円
介護職員初任者研修  99,000円 121,000円 14,080円
訪問介護員2級資格
訪問介護員1級資格 79,200円 101,200円 5,280円
介護職員基礎研修 49,500円 3,080円
認知症実践者研修 107,800円 129,800円 14,080円
喀痰吸引等研修(1号・2号) 81,400円 103,400円  11,000円

ケアピストカレッジオリジナルの割引を行うこともある。

(受講料の返還について)

第23条 納入された受講料は原則として返還しない。

(教職員の組織)

第24条 本校には、養成施設長の他、主任教員、専任教員、介護過程Ⅲを担当する教員、医療的ケアを担当する教員、事務職員、その他必要な教職員を置く。

(罰則)

第25条 本校は受講生が次の各号のいずれかに該当した場合で教育上必要があるとき退学処分を行う。

(1)カリキュラムの進行を妨げる等、意図的な行為を行った場合

(2)学習意欲の低下が顕著な場合

(3)正当な理由なく出席が常でない場合

(3)学校内外問わず、他の受講生、関係者への迷惑行為を行った場合

(4)学校校内及びその周辺において、学業の遂行あるいは学内秩序の維持を妨げる各種団体加入の勧誘行為、または就職の斡旋を行った場合

2 本校は受講生が次の各号のいずれかに該当する場合は、除籍することができる。

(1)休学期間が1年を超えた場合

(2)受講料を所定の期間中に納入せず、督促を受けても期日までに完納しない場合

(3)死亡した場合

(情報の公表)

第26条  本校は次の情報について法人ホームページ(https://carepist-lab.com/)にて公表する

設置者に関する情報、養成施設に関する情報、養成課程に関する情報、実績に関する情報、その他

(個人情報の保護)

第 27 条 本校が知り得た個人情報は、厳重に管理し、使用にあたっては適切な取り扱いをする。

(その他研修に係る留意事項)

第 28 条 天災、その他やむを得ない事情により、研修の実施が困難と判断した場合には、研修の中止または延期の措置をとることとする。この場合、新たな日程を設置するなど受講生の不利益にならない措置を講じることとする。

(施行細則)

第 29 条  この学則に定めるもののほか必要な事項は、学校長が別に定める。

(附則)

この学則は、令和4年04月01日より施行する。